03.11
【プロの職人さんに聞く】無垢の木の施工のむずかしさ
【住宅一軒を建てるには】
マイホームが完成するまでには、営業担当、設計士、基礎屋(鳶)、足場屋、大工、設備屋(水道)、電気屋、サッシ屋、板金屋、左官屋、クロス屋、建具屋、塗装屋、庭師、エクステリア職人…などなど、多くの業種の人たちの力が集結されます。
弊社でも、それぞれ専門の職人さんに現場を担当していただています。
また、それぞれの専門職の方々は、弊社の現場だけでなく、他社の物件も施工することがあります。
【プロの職人さんに聞く】
鎌倉の新築現場を担当してくれている大工のマサさんに「無垢の木の家づくり」と「他社との違い」について聞きました。
Q 無垢の木の施工の難しさはどういったところですか?
無垢の木は伸び縮みするんでね、それを読む(予測する)ことですかね。
この木はどのくらい収縮するかな…というのを読んで、キツめにはめ込んだり、ゆるめにしたりしますね。
マニュアルのように何ミリっていうのはないので、感覚でやってますけど。
冬は特に、木が乾燥して縮んでるので、そのままはめ込んじゃうと夏に突き上げ(継ぎ目部分が盛り上がる現象)ちゃうってことがあるので、木を見て、季節を考慮して、施工していきます。
フローリングの突き上げ
Q 無垢の木と合板、施工しやすいのはどっちですか?
自分は無垢の木のほうがやりやすいかな~。
合板はね、塗装されてるから、傷がついたら直すことができないんですよね。
傷も目立つし。
我が家はもう何年も前に買った建売住宅で、床は合板なんですけど、もう表面がボロボロになっちゃってますよ 笑。
無垢の木は、伸び縮みするから施工は難しい面があります。
ただ、無垢の木のほうが、やりなれてるってこともあるかもしれないけど、自分は合板より無垢の木を扱うほうが好きかな。
Q エアサイクルハウジングとほかの住宅の違いは何ですか?
ほかの会社との違いは、「エアサイクルハウジングの現場のほうが手間がかかる」…かな(笑)。
一般的な家は、すぐに外壁を張ることができるけど、エアサイクルハウジングの外張り断熱工法では自分(大工)がボードを仕上げないと、外壁を張ることができないので、一般的な家よりは時間がかかりますね。
それから、エアサイクルハウジングの家は、家具も大工が現場で作るんですよ。
一般的な家だと、オーダー家具っていっても、パーツを組み立てるだけっていうのが主流だけどね。
エアサイクルハウジングの家は、家具のパーツも大工が現場でつくる事が多いから、そこも時間と手間をかけますね。
この鎌倉の現場では、キッチンに時間をかけました。全てオーダーメイドだから。
エアサイクルハウジングのお客様はキッチンに思い入れのある人が多いですね。食べることや作ることが好きな人が多いのかもしれませんね。
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休みの日は、ホームセンターや金物屋さんに行って、道具やら消耗品やらを購入するのが楽しい…というマサさん。
休日もお客様の喜ぶ顔を思って過ごしているのかもしれません。
管理者 東京・日本橋の工務店 エアサイクルハウジング株式会社
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