01.08
真冬の寒い夜の帰宅時に、玄関ドアを開けた瞬間に浴びる室内の暖かい空気がとてもいい。
二年前、パッシブエアサイクル住宅を新築された埼玉県越谷市S様からいただいた年始のお便り(一部抜粋)をご紹介させていただきます。
Sさんは、こうして時折暮らしの様子を報告くださいます。本当にありがたいことです。
兄弟家族が初めて越谷の家を見学に来ました。 掃除を怠っていたこと以外は、大変好感度な感想を言ってました。 マンション生活の家族ですが、かくれん房(床下エアコン)に目をパチクリして、 京都の土壁、杉木材の匂いに関心していました。
杉の匂いは、住んでいる私にはもう感じなくなっていたので新鮮な感想でした。 やっぱり、エアサイクルハウジングはいいですよ! とにかく、多くの自然素材に囲まれていることがいいんですね。
■かくれん房(床下エアコン)のこと
かくれん房は、24時間一切何もしないで、家の中が19℃〜21℃くらいに保ってくれることが大変心地よい。 とにかく操作とメンテがラクチンである。 エアコン暖房の暖気は大変に苦手だが、その暖気を用いて床や壁をぬるい状態にして屋内を暖めることに関しては、 ほぼ問題なく適応している。
かくれん房は、基本的に音も静か、何よりも臭が一切ない。 暖房装備として、総合的なコストパフォーマンスが極めて優れている! メンテナンスは、エアコンのゴミ取りだけ。 多分10年くらい経過したら、消費電力の問題が浮上するので本体を買い替えるだけ。 それも、家電量販店で価格が下がった15畳用のベーシックな機種を、 設置工事料をセットで購入すれば良いだけだ。
かくれん房に感謝することは、とにかく24時間安定した室内温度が容易に提供できること。 真冬の寒い日の夜の帰宅時に、玄関ドアを開けた瞬間に浴びる室内の暖かい空気がとてもいい。
しかし、かくれん房は装置の無駄が無い分、大手住宅メーカーでは絶対に採用されないだろう。 ここまでシンプルで完成された暖房の仕組みでは、 業者間で勝手な付加価値をつけて儲けようとしても・・・それが出来ない。
■エアサイクルハウジングの家のこと
冬の暮らし3季目の2018年12月25日朝。 かくれん房の設定を20℃から21℃へ上げた(自動・省エネ設定)。 理由は、2階の温度はおおよそ19〜21℃台に保たれているが、 寒気の影響から屋外の風が冷たくなって出て来ていることや、 屋内の湿度が40%を切るようになったことで、 体感的に少々寒いと感じる季節になったため。
【参考温度例】
越谷の家2階(2018年12月25日朝9時10分現在)
屋外温度: 1.8℃ 屋外湿度:57%
屋内温度:19.5℃ 屋内湿度:38%
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お便りの中に出てくる「かくれん房」とは、パッシブエアサイクルの空気の流れにエアコンの暖気を乗せて家中を暖かく包む弊社オリジナルの暖房システムです。
床下エアコンの冬の効果に関心がある方は、是非冬の体感会へお越し下さい。穏やかな床の暖かさを実感いただけると思います。
1月19日大船、1月26日八王子にて、体感会開催します。
イベント情報はこちらです
http://www.passive.co.jp/event/
代表 市川小奈枝