2020
11.30
重曹で黒くなった床

重曹を使ったエコ掃除でトラブルに!

家づくり・建築のこと

エコな洗剤の代表と言えば、「重曹」。

油汚れや手垢、焦げ付きなどといった汚れを落とすのに非常に高い効果があります。
その上、手肌にも環境にも優しい…と住まいの掃除に大活躍ですね。

しかし、使い方を注意しないと思わぬトラブルになる事も!

重曹を使う時に気をつけて欲しいことがあります。
それは「重曹は無垢フローリングには使わないで!」ということ。

重曹をフローリングに使うと樹種によっては、木材が真っ黒に変色してしまうのです。

重曹

画像は無垢フローリング(栗)を重曹で拭いてしまったTさまの家の床。

お引渡ししたばかりの床が黒く変色してしまい、あわてたT様から「床が大変な事になってしまいました…」と、お電話をいただきました。

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無垢フローリングの日頃のお掃除は、掃除機をかけるだけでOK。

汚れが気になった時には、掃除機をかける(ほこりをとる)→固く絞った雑巾で拭く(汚れを取る)のツーステップで。

シミや汚れがひどいところは、紙やすりで削って、浸透性のオイルを塗って保護しましょう。

無垢フローリングをいつまでも美しく保つための浸透性のオイル。新築やリフォームの現場で、私たちが使っているのは(株)シオンのU-オイルです。
WEBでも購入できます。

U-オイル

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さてさて、黒く変色してしまったT様のお宅の床。
お電話をいただいた翌日に大工と一緒に訪問させていただきました。

変色した部分をサンダー(やすり)で削り、オイルで保護する事で、元の色と風合いを取り戻しました。

T様もホッと一安心したご様子でした。

重曹で黒くなった床

無垢の床の掃除

 

環境にやさしいと言われる洗剤「重曹」も使い方を間違えると床を傷めてしまうことになります。どうぞ、お気をつけください。

 

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