2021
04.25

風のたより2021年5月号~サステナブルな家づくりとは

風の便り通信

住む人も、つくり手も、環境にもハッピーな家づくりを

例えば、、
夏涼しく、冬暖かい家に住みたい
好きなモノに囲まれて、自分らしく暮らしを楽しみたい
安全安心な家を建てたい

などなど、家を建てる方の様々な夢や希望が叶って、住む方がハッピーに暮らしていただけたらいいなと思います。

ところで、家の建築には大量の木や建築材料を使います。材料はどこから来てるかご存知ですか?
たとえば、材木を調達するためにどこか遠くの国の豊かな森林が丸裸にされていたとしたら?

ご存知のとおり森林の減少は、地球温暖化、洪水被害、野生動物存続の危機にも直結します。

また、これはずっと先の事に思えるかもしれませんが、いつか家を壊す時、トラック何台分のごみが出るでしょう。燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、相当出ますね。夢のマイホームの行く末は今の子供や孫たちに残してしまう負の財産になっているかもしれない。また、製造過程や工事で使用される接着剤や強い薬剤が、どこかで誰かの、何かの、負担になっているかもしれない・・

だから私はできるだけ環境に負荷をかけない材料で長持ちする家を建て、建て替えのサイクルを伸ばしたい。耐久性の高い構造にして、世代が変わっても、また誰かが手を加えて住み継いでもらえる様な家を。

では長持ちするって何年くらい?
日本の住宅では杉がよく使われますが、苗から柱材として使える様になるまでに杉は40~50年かかります。ですから私たちは50年100年と住み継げる家のために切磋琢磨し、そしてその取り組みを伝えていくことも大切な仕事だと考えています。私たちもハッピーに、楽しみながら。

50年後の子供たちもニコニコ暮らしてますように。

木材を有効利用することにより、「植える→育てる→収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、林業の生産活動も活発になり、森林のもっているさまざまな機能も十分に発揮されるようになるのです。伐ったら、植えて育てること、ちゃんと管理されている森林から生産される木材をちょうどいい量だけ使うことが重要なのです。しかし、一方で、樹木の生長する早さには限界がありますから、もしも、それを上回るスピードで木を伐っていくと、最後には山に木がなくなってしまうでしょう。
つまり、木材を使わなさすぎてもだめ、使いすぎてもだめ、ということになります。日本の森林は、全体的にみると「使わなさすぎてだめ」な状態になっています。だから、もっと皆さんに木材を使ってもらうよう、呼びかけているのです。
引用元:林野庁ホームページ

代表取締役 市川小奈枝

仕切ったり開放したりできるこども部屋

こどもが小さいうちは一人一人に部屋は要らない。でも成長にあわせて子供部屋を用意したい。
そんな方へ、必要に応じて仕切ったり開放したりできる子供室の事例をご紹介します。

新築時

これは10年前に新築させていただいた狛江市Tさんの家の一階の間取りです。
家を建てる時、子供室として作ったのは1部屋だけ。お兄ちゃんと弟がこの部屋を一緒に使います。隣にはパパが書斎として使える部屋がありました。

10年後のリフォーム

新築から10年。下の息子さんの小学校入学を機に、赤いラインまで壁を移動して、お兄ちゃんの部屋と弟さんの部屋ができました。(パパの書斎は寝室へ移動です)

壁の移動はたったの15分

子供室と書斎を仕切っていたのは2.4㎜厚の一枚板。床と天井にレールを設けて板を固定しているだけですので、壁の移動は簡単。天井のレールは二本固定ですが、床のレールは取り外しができるようになっていて、壁をつけたい方につけなおします。作業時間15分の子供室の間仕切り変更工事でした。

    

 

 

メンテナンスレポート

調布市S様宅へ10年点検で伺いました。建物内外とも異状なし、床下もよく乾燥していました。キッチン食器棚に耐震ラッチ設置を要望されたので只今手配中です。
無垢のフローリングが気持ちよく、奥様は冬でも素足でお過ごしだそうです。隅々までお手入れが行き届いていて、ご夫妻が家を大切に育てて下さっているように感じました。

工事部 鈴木博司

美味しいもの・おすすめのもの「梅酢」

梅干しをつくる途中で、梅を塩に漬けると出てくる液体があります。それが「梅酢」。疲労回復に効果が期待できるクエン酸やポリフェノールが豊富です。
梅酢には防腐作用があるので、お弁当やおにぎりなどに梅酢入りのごはんを使うと安心です。梅酢を少量(お米3合に梅酢大さじ1)入れてご飯を炊きます。腐りにくいだけでなく、ご飯にツヤがでて美味しくなります。
水と梅酢、はちみつを合わせれば、熱中症対策の簡単ドリンクも完成です。

梅酢

自然食品店やネットショップで購入できます。赤梅酢、白梅酢など、種類があるので、色々試して、お好みの味を見つけるのも楽しいですね。

食と住まいのアドバイザー 正田純子

5月のイベント

講座 左官職人が語る“自然素材100%の漆喰の魅力”@港区芝
5月 2日(日) 13:00~15:00
講師:植田俊彦(淡路島の左官職人)
場所:エアサイクルハウジング(港区芝)
これまで20000㎡を超える壁の漆喰をお願いしてきた植田氏による講座です。
漆喰の原料、効果、メンテナンス性について、実演を交えながらお話いただきます。

講座 自然素材で家を建てたい人のためのセミナー「素材選びの注意点」@港区芝
5月27日(木) 10:30~12:00
場所:エアサイクルハウジング(オンラインでも参加可能)
講師:正田純子(食と住まいのアドバイザー)
家族の健康を考えると、食べる物や衣類や洗剤などの「素材」にこだわりたくなるもの。
家の素材にもさまざまな種類がある事を知っておくと安心です。
自然素材のメリットと選ぶときの注意点についてお伝えします。

イベントの詳細・お申し込みは、お電話または公式HPよりお問い合わせください。

家づくり・リフォームを成功させるためのヒントがいっぱい!
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