2021
05.30

風のたより2021年6月号~材木加工場へ施主様と訪問

風の便り通信

岡部材木店を訪問

家を建築中のMさんご家族と岡部材木店さん(埼玉県飯能市)を訪問してきました。
岡部材木は、西川材をはじめとする良質な国産無垢材を、丸太から製材、乾燥、加工まで一貫生産しています。例えば、「こんな材料を探しているのですが~」と相談すると、お客様の好みや予算に応じていつも的確なアドバイスをくださいます。今回ご一緒したMさんの家でも岡部材木のサワラとスギ、ヒノキを使わせていただきました。

訪問当日は岡部社長のご案内で加工場を見学。スギ、ヒノキ、サワラ、クリ、コウヤマキなどの材木に触れながら、丸太の切り口の見方、製材の流れ、木材乾燥について、ヘリコプターでの伐り出しのこと等々、丁寧に説明頂きました。

無垢フローリング

見学後にMさんよりこんなメッセージを頂きました。

「材料について知れることはとても楽しく、また家に対する愛着と安心感が高まる気がします」

自分たちの家で使われている木がどういう山で育ち、どんな人が、どんな思いで製材加工しているのかを知ることは大切なことだと思います。
これから家を建てる方は是非一緒に山へ行きましょう。ご案内させていただきます。

 

この日ご案内いただいた岡部材木の社長ご夫妻▽

 

代表取締役 市川小奈枝

建築中の世田谷の家の階段をご紹介します

スケルトン階段

この家の階段幅(有効幅)は80㎝です。一般的な幅より少し広く設計されています。
(柱芯から柱芯までは一般的に91㎝ですが柱の厚みや壁下地材で16.5㎝取られてしまうので、実際の階段有効幅は約74㎝となります。この家は柱芯を 1mとし、さらに一方の壁を薄くすることで、有効幅を80㎝確保しています)

 

階段は日常の暮らしの中で何度も行き来する場所です。洗濯籠を持って、あるいは宅配で届いた大きな箱を持って階段を歩くこともあります。敷地や間取り上の制限もあるかと思いますが、可能であればほんの少しでも階段幅を広げたり、傾斜を緩やかにできると、ずいぶんと上がり降りが楽になります。

 

二階からロフトに上がる階段は窓からの光が下にも届く様にスケルトン階段になっています。正面の細長い縦長窓からの光が階段で遮断されずに入ってきているのが写真でもよくわかります。

階段の材料は栂(ツガ)の集成材を使いました。栂はキメが細かく淡色で色や柄に強いクセがない使いやすい樹種です。ひととおりの大工工事が終わったら、仕上げに亜麻仁油を主成分とする天然由来のオイルを塗装します。

 

メンテナンスレポート

横浜市K様宅は30年前にハウスメーカーで建てた一戸建て住宅。今回、給湯器交換工事をご依頼いただきました。30年を経たガス管のジョイントがかなり錆びていましたので、立ち上がり管も交換させていただきました。
新たにつけたのはノーリツのプレミアムシリーズ。除菌ユニットが浴槽のお湯を除菌するので、家族が多い家や残り湯を洗濯に使うお宅には安心かもしれませんね。もちろんエコジョーズですのでガス代の節約にもなります。
お宅の給湯器の具合はいかがですか?そろそろ交換をお考えの方は冬になる前がおすすめです。

給湯器交換 給湯器交換 給湯器交換

 

工事担当 鈴木博司

美味しいもの、おすすめのもの 「衣類の防虫にくすのき」

衣替えはもうお済みですか?
大切な服を虫に食われないように、わたしは引き出しの中に「くすのき」を入れました。
ドラッグストアなどで売っている防虫剤にはナフタリンやベンゼン、ピレスロイドといったなにやら怖そうな薬剤が入っているから、出来れば使いたくありません。
くすのきから抽出される樟脳は昔から衣類の防虫剤として重宝されてきました。くすのきの端材を引き出しやクローゼットにポンと置くだけ。次の衣替えの時に香りを感じないな…と思ったら、表面をサンドペーパーなどでこすれば、香りが再生し、永く使えるのも嬉しいですね。人にも環境にも優しいもので、衣類も家族の体調も守りたいなぁ…と思います。

くすのきで防虫 衣替え 衣替え

食と住まいのアドバイザー 正田純子

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