2020
06.18
06.18
~建築風景と記憶~ 家づくり進行中の方へ
こんにちは、市川です。
『家づくり(リフォーム)が進行中の方、そしてこれから家づくりを始める方へお伝えしたいこと』
建築が始まりましたら是非現場へお運びください。できれば現場が休みでない平日をお勧めします。
職人たちも作業に支障のない範囲なら施主との会話も楽しみのひとつ。休憩時間に一杯のお茶を差し入れながら家のことなど話すのもいいと思うのです。
家の建て主が誰であっても、職人たちの仕事の質が変わるわけではないけれど、やはり人ですから、施主の顔が見えればやりがいも増えるというものです。
そして、お子様がいるご家庭は是非お子様もご一緒に。3歳位になればその時の風景やにおいは記憶に残ります。
特に嗅覚は五感の中でも、記憶が薄れにくい感覚だと言われています。家を建てて20 年30 年と過ぎた時も、木のにおいと共に建築中の風景はきっと子供たちの記憶の片隅に残っていることでしょう。
現場で感じた木のにおい、職人たちの動き回る様子、楽しそうにしているお父さんやお母さんの笑顔。次の世代の子供たちがそんなことを思いながらこの家を大切に住み継いでくれたらいいな、と私はお引き渡しをする度に思うのです。
代表取締役 市川小奈枝