08.27
「壁紙の上から漆喰を塗ることにしました」Sさん宅リフォーム工事その2【進行中】漆喰塗りました
ボードベースという下地材を塗って、3日目。今日はいよいよ、漆喰を塗っていきます。
ボードベースを塗った壁は表面がざらざらしています。このざらざらした面に、漆喰がつきやすくなります。
さて、いよいよ漆喰を塗る準備です。家の外で漆喰を混ぜていきます。
一般的に売られている漆喰の中には、合成接着剤や合成樹脂などの石油由来ののりが混ざっているものが多く出回っています。
接着剤や樹脂の混ざった漆喰は、湿度の調節機能や消臭効果、抗菌作用など、本来の漆喰が持つ性能を落としてしまいます。
弊社の漆喰は化学接着剤や合成樹脂などを含まない本漆喰を使用します。
まずは、下地材(ボードベース)の上に、漆喰を塗ります。
化学的な糊を使わない漆喰は、実は塗るのが難しい。ですから本漆喰を塗るためには高度な技術が必要です。最低でも5年以上の修行をした職人さんが施工します。
さらに、漆喰をもう一度塗ります。
この時に、漆喰に「模様(パターン)」をつけていきます。
漆喰の模様(パターン)は多数あります。
絞り
ウエーブ
横引きずり
扇(黒寒水)
この他にも100種類以上の模様から選ぶことができます。
Sさんが選んだのは「ウエーブ仕上げ」。
軍手をした手のひらで、壁に円を描いて模様(パターン)をつけていきます。
表面積が増えるので、つるつるとした仕上げに比べて調湿機能がより高くなります。また、汚れや傷が目立たないので、おすすめの模様(パターン)です。
今回は、Sさんの長女さんと長男君にも、漆喰塗りを体験していただきました。
長男君がつけた模様(パターン)は、ウエーブにはならなかったけれど、個性的に仕上がりました。
漆喰塗りはここまで。
漆喰が乾くまで3~5日ほどかかります。仕上がりが楽しみです。
Sさん宅壁紙リフォームその1【始まります】リフォームのきっかけと工事のスタート
Sさん宅壁紙リフォームその3【完成しました】before→afterとお客様の感想
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