2021
01.12

リノベーション工事・断熱リフォームは換気や通気とセットで考える

家づくり・建築のこと, 社長ブログ

港区で戸建てリノベーション工事中です

こんにちは。市川です。
昨年秋から、港区内にて築35年の二階建て木造住宅の大規模改修工事が進んでいます。
間取りを大きく変更し、浴室やキッチン等の設備は全て交換します。
冬暖かく夏涼しい暮らしのための断熱工事、地震対策としての耐震補強、そしてご家族の体に負担にならないように無垢のフローリングや漆喰など自然素材を中心に使用します。

断熱補強

◆屋根断熱は垂木間に板状の断熱材を施工
既存の構造に隙間がないようにカットしてはめていきます。


 

 

◆壁は間柱間に断熱材をカットして入れます

(一枚一枚現場に合わせてカットして隙間なくはめこんでいく作業はものすごく手間がかかる作業・・
大工さん、いつも本当にありがとうございます!)

 

◆そして天井裏に流れる空気もしっかり確保

 

 

無垢の木にも優しい床暖房

新築の場合は床下エアコンを標準としていますが、リフォームの場合は基礎構造に制限があるため床暖房を使用します。この家で採用した床暖房は、低温水でありながら家全体が温まる様に、銅管で温水を循環させてアルミ板でまんべんなく放熱する高効率なシステムです。
※一般的な床暖房の循環水は60~80℃程度であるのに対し、この床暖房は40~55℃。

 

 

家を長持ちさせるリフォーム

断熱リフォームの時、忘れてならないのは建物の耐久性です。どんなに見た目が綺麗になっても、地震対策で万全な耐震補強をしたとしても、床下や壁の中に湿気がこもり、リフォームした後に壁の中で結露やカビが生じる様では、その建物は強いとは言えません。時にリフォームが建物の劣化を早めることさえあるのです。
建物によって、構造や使用されている素材は個々に異なりますし、劣化状態も違いますから、その状態に応じて「この家をさらに長持ちするようにするには?」を考える必要があります。

断熱リフォームは換気や通気とセットで

それまで風通しのよかった家、床下や天井裏に自然と風が流れていた建物の断熱性や気密性を高めるならば、同時に、換気・通気がさらに重要になります。それまで健全な状態を保っていた土台や柱などの木材が呼吸できなくなって息をつまらせないように。
換気は自然換気で行う場合と、機械換気の力を借りる方法があります。どちらがいいかは、状況によりご提案していますが、できれば自然の風の流れをベースに、足りない時は機械換気の力を借りるのがいいと私は考えています。
今まで何十年と建っていたその家が、これからも永くご家族の暮らしを支え続けられるよう、普通のリフォームならやらない様なことまで現場の大工さん達にお願いすることもしばしばですが、、
これからも愚直に現場と向き合っていきたいと思います。

具体的な方法についてご関心ある方はどうぞお気軽にお問合せ下さい。ズームを利用したオンライン相談会もウェブサイトで受付中です。

 

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