03.23
住まいのバリアフリー化 サポートグッズ
いざという時のために知っていると安心~住まいのバリアフリー用具
こんにちは、市川です。
皆さんは、福祉総合サービスの老舗「アビリティーズケアネット」をご存知ですか。
設立は1966年、「障害があってもできるはず」と現会長兼社長の伊東さんが55年前に立ち上げられた会社です
先日、アビリティーズケアネットの本社を訪ね、住まいのバリアフリーについてお話させて頂く機会がありました。
介護福祉で55年の実績をもつアビリティーズは京王プラザホテルや新国立劇場のバリアフリー化にも貢献されているのですが、公共施設用も個人住宅用も、いつも感心するのはとにかく実用的なのです。派手さや見た目より、使う人重視で開発されたものばかり。
実際に展示されている用具を拝見しても、「高齢者や障害のある方を含むすべての人が自分らしい生活や主体的な生き方をすることを応援する」という会社の理念が隅々にまで浸透していることを感じます。
ご紹介したいことやモノは山の様にあるのですが、今回はそのごくごく一部、住まいのバリアフリー化に参考になりそうな設備器具を3点、ご紹介させていただきます。
①いす式階段昇降機
直線階段、曲がり階段、どちらも対応品があります。
「ずっとこの家に住み続けたい」という願いをサポートします。
下の写真は当社で建築した家で設置した事例です。
②スマートトイレ
トイレの工事は通常床下に配管工事を伴うため、多くの費用と工事日数が必要となります。
しかしこのスマートトイレは、給排水は壁や天井裏に配管するので床下工事が必要ありません。小型の圧送ポンプに内蔵された鋭いカッターで粉砕、細粉化し高圧水流で送り出します。小型タイプなら押し入れ程度のスペースがあれば設置可能です。
③段差解消スロープ
これは比較的小さい段差を解消したい時に便利。屋外でも使えます。
高さは2㎝、4㎝、6㎝の3タイプ。
もっと大きな段差を解消する場合は持ち運び可能なスロープや油圧式段差解消機等があります。
家を建てる時、リフォームする時、バリアフリーを意識した設計はもちろん大切ですが、完全に整えるのはなかなか現実的ではありません。
でも、いざとなった時、こういった設備や器具があることを知っていると安心かもしれませんね。
気になる方はアビリティーズケアネットで是非検索されてみてください。
器具販売や取付け工事は当社にて承ることもできます。