07.01
風のたより2021年7月号~夏至のできごと
夏至に思う
6月のとある週初め、家を建てさせて頂いて20年を過ぎたお施主様お二人からお電話をいただきました。Tさんからは故障したシャッター修理のご相談。そしてMさんからは外壁塗装のご依頼でした。どちらもお話するのは本当に久しぶりでしたのでついつい長いおしゃべりを。そして「本当に今でも快適よ。後から漆喰を塗ったリビングも心地いいし。PACは私が見つけて主人に勧めたから、主人にも鼻が高いし。市川さんこれからも頑張ってね。」と有難い言葉を頂戴し、もう感謝しかありません。
さらにその日は続きがあって、「自転車で近くまで来たので」とお施主さんが親子で事務所にお寄り下さいました。まあ今日はなんて嬉しいことが重なる日なのかしらと思っていたら、その日は夏至。太陽の力が降り注いでいる日だったのですね。感謝の気持ちを改めて強く思った一日でした。
工事レポート「世田谷の家」
今年の初めから着工しました新築工事。まもなく完成です。
お施主様の思いとその気持ちに応えるように職人さんたちが形にしてくれました。あと少しですが新居での新しい生活を楽しみにしていてもらいたいです。
台風にお備えください
今年も台風の季節がやってきました。ウェザーニュース発表によると、「今期の台風発生数は24個前後で平年並み、8月をピークに10月までに多く発生するとみている。昨年よりも本州付近に接近しやすいコースを台風が進むとみられるため、台風の接近や上陸による暴風雨には注意が必要」とのことです。本格的な台風シーズンが来る前に、家の周りの片づけ、雨樋やバルコニー排水溝のお掃除などのチェックをお忘れなく!
また、シャッターが付いていない大きなサッシがあるお宅は、飛散防止フィルムを張っておくのもお勧めです。強化ガラスに交換することもできます。窓の台風対策でご不安ある方はお気軽にご相談ください。
こんな訪問業者にはご注意を
「近くで工事をしていて前を通ったのですが、お宅の屋根が壊れています。助成金で屋根が直せますので上に登ってみましょうか?」 と屋根の上に登ろうとする業者が非常に増えている様です。屋根の上は見えないところでもあり、知らない人に上がらせるのは十分ご注意ください。
定期点検では木材の含有率も計測しています
新築させていただいた家は、築後10年まで無償の定期点検を行っています。(希望される場合は築11年目以降も有償にて点検を実施)
屋根や外壁、内装等の一般的な建物点検に加え、床下や小屋裏にも潜って構造材の異常、配管からの水漏れやシロアリが侵入した形跡がないか、さらに構造材の含水率もチェックします。
含水率とは木材に含まれる水分の割合。当社では家を建てる時に使われる構造材の含水率は15%以下としていますが、お住まいになった後も木材の乾燥が維持されているかどうかを点検時に確認しています。万一の水漏れや、何らかの原因でエアサイクルが機能せずに湿気がこもった状態が続き含水率が上がると、腐朽菌やシロアリの温床にもなり得ます。床下や小屋裏も定期的に点検することは極めて重要なことと考えています。
写真は5月に実施した神奈川N様宅の1年点検時の様子です。
【床下】
配管周りの水漏れや床下換気口からの雨水の侵入は無し、床下の構造材も異常なし。
含水率は上記写真の様に木部に含水率計を当てて計測します。土台の含水率は13%平均と良好でした。
【小屋裏】
スーパー越屋根の動作確認、雨漏れ無し、小屋裏の構造材に異常なし。屋根を支える構造材の含水率は10%平均。小屋裏もよく乾燥していました。
美味しいもの・おすすめのもの「七夕にそうめん」
日本には季節の節目に旬のものを食べ、邪気を祓ったり無病息災を願ったりする風習がたくさんありますが、七夕に食べる「そうめん」もそのひとつ。天の川や織姫の織り糸をそうめんに見立てたという説があります。
いつものそうめんも、トッピングを工夫すると、七夕らしいメニューに変身。夏野菜のオクラは、輪切りにすると切り口が星の形になりますし、人参やパプリカ、卵焼きを星形にくりぬくのも楽しいですね。
暑さで食欲が減退するこの時期でも、つるっと食べられそうです。
家づくり・リフォームを成功させるためのヒントがいっぱい!
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