2021
12.14

「洗濯物は部屋干しです」~PAC住宅にお住まいのI様~

家づくり・建築のこと

さいたまのI様宅へ新築後の1年点検で訪問しました。

点検所要時間は約2時間。
建物に異常無し。床下と小屋裏にも潜って木材含水率も計測しましたが、11~15%、状態は良好でした。

この日にI様から伺ったお話を2つ、ご紹介します。

「洗濯物は全て室内に干します」
洗濯物が室内干しできるのがとても楽なんです。
夜洗濯して、洗面室(少し大きめ3畳)に干すと翌日には乾きます。シーツや毛布など大きなものは、玄関横につくった土間の工房(多目的にご利用)に干します。
室内干しの嫌な臭いとか、全くありません。花粉の季節とかお天気を気にしなくて済むし、この家に住んでからは外に洗濯物は干さなくなりました。
PAC工法の空気の流れとか漆喰の効果ですね。

 

「床下エアコンだけ。他の暖房は要りません」
冬、床下エアコンは24時間自動運転、リモコンは全然触っていません。
母の部屋も暖房器具は要りません。
家の中でドアや引き戸で仕切られているのはどこだろう? と思って考えてみたら、一部の収納扉くらいでした。
寝室もトイレも、お風呂も、普段は開けっぱなしで、二階建てワンルームみたいな生活をしています。(二階建て延床面積約40坪)
母は靴下とスリッパを履きますが、私は無垢の床が気持ちよくて冬も裸足です。
裸足でいると床の汚れやほこりがすぐにわかるので、気づいたらすぐに掃除。大好きなこの家をずっと綺麗にしておきたいから。

 

 

テレビ台は造り付け。床から少し上げてお掃除が楽な様に!

リビングの床の表面温度を測ると22~23℃。床下エアコンの熱がまんべんなく行きわたっている様に感じました。

玄関前のゆったり幅広の階段は洗い出し。汚れが目立たなくてお掃除も楽な仕上げ方法です。

 

暖かい家のために
快適な暖かさのためにとても大切なのは、室温ではなく、床、壁、天井の表面温度です。
PAC住宅+床下エアコンがなぜ快適なのか?
次回は表面温度について述べたいと思います。