01.23
結露対策に漆喰
寒いこの時期、窓の結露でお困りの方が多いですね。
ガラス面の結露は拭けばいいのですが、窓枠が結露水で濡れた状態が続けば、黒ずみ・カビへと進んでしまいます。
窓の結露対策としてよく知られている方法は窓の断熱。断熱性能の高いサッシに交換したり内窓を取り付けるといった方法があります。窓の結露対策にはそれが最も効果的です。
さらに、室内の湿気調整としてお勧めしたい方法があります。
それは内装材に調湿性のある素材を使うこと。調湿性のある素材とは、漆喰や珪藻土などの自然素材です。
一般的に使われているビニールクロスや床の合板は室内の湿気を吸いませんが、自然素材は、炊事や洗濯など暮らしの中から出る湿気を調整する役割を担ってくれます。
◎都内マンションの漆喰施工事例
結露にお困りのY様のリビングと寝室の壁を漆喰で仕上げました。
下地処理から本塗りまで、施工期間は3日。
完成して一週間が経った頃、Y様から「空気が澄んでいる気がします」とご連絡をいただきました。まだ今年は結露は出ていないそうです。
※サッシの二重化も同時に計画中です。
漆喰は調湿性だけでなく、
・固いのでペットのいるご家庭でも安心(仕上がりは珪藻土より硬いです)
・住まいの匂いを吸着(介護されている方のお部屋、ペットの臭いも気になりません)
・混ざりもののない漆喰なら静電気がおきませんので埃を寄せ付けずお掃除も楽
・部分補修が可能なパターンを選べばクロスよりメンテナンスが楽
などなど素晴らしい素材です。
・自然の土で色をつけることも可能です
そろそろビニールクロスの張り替えを・・・とお考えの方は、一度漆喰施工をご検討されてはいかがでしょうか。リビングだけ、寝室だけ、というご要望も承ります。