2019
03.04

家の記憶

暮らし・エッセイ, 社長ブログ

空き家になってしばらく経つ私の生家で、今、取り壊しの話が出ている。

盆や正月、法事の時には家族が集まりひと時を過ごしているが、築後50年の建物はあちこちで老朽化が進んでいる。瓦屋根で窓も多く耐震性は望めないし、水道管の劣化で幾度か漏水もしている。

生まれ育った家が壊される寂しさはあるけれど、空き家を維持していくには、家族の誰かが時間を割いて管理する必要があるしコストもかかる。

カタチあるものはいつか無くなる。
時代の流れ、自然の流れに任せよう。

家族で囲んだ食卓の風景、
叱られてべそをかきながら逃げ込んだ押入れ、
内緒の手紙を隠した小屋裏、
近くの線路から聞こえてくる踏切の音、
縁側で丸くなって寝ている猫の隣で洗濯物をたたむ母との会話、
無口だけれど地下足袋姿で颯爽と仕事に向かう父の後ろ姿。

振り返るとどれも懐かしい思い出。
カタチは消えても記憶は残る。

さて、あなたは明日からどんな日常を暮らし、どんな思い出を重ねていきたいですか。

エアサイクルハウジング株式会社
代表 市川小奈枝

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