2022
01.30

「冬暖かい家に」断熱リフォーム工事始まりました

家づくり・建築のこと, 市川所長のブログ

都内にて、築42年の戸建木造住宅の断熱リノベーション工事が始まりました。
室内の床、壁、天井の解体撤去を終えたところです。

構造が見えてきたので構造計算始めます

雨漏れによる腐食や白蟻被害もなく、木材の状態は悪くありませんでした。
ただ、耐震面では現行法の構造に足りていないため、基礎と木部の構造補強をします。

築30年も過ぎると、建築当時の構造図が残っていることは少なく、もし残っていたとしても図面と現場はほぼ100%一致してません。ですから解体して上の写真の様に構造の全容が見えてきてから構造計算をし、その数値を基に補強工事を進めていく、という流れになります。

ちなみに、今回解体してみたところでは、基礎の補強、柱や筋交いの追加、接合金物の設置など工事の内容や規模は、概ね事前調査での想定内といったところです。

工事の進捗はまたお知らせします。市川小奈枝