2020
06.05
風通しの良い間取り

【間取りのヒント】小さな土地に広く住む工夫 その①

家づくり・建築のこと

広々と暮らせる家を建てたい
これは家を建てる方なら誰しもが思うこと。
でも首都圏では土地面積に制約も多くて、「この面積で自分が思い描く家は建つのか」「窮屈な家になってしまうのでは」と、はじめは心配される方も多くいらっしゃいます。

そういう時はコンパクトでもひろびろ暮らせる間取りの技法を取り入れましょう。

床面積の大小に関わらず、視線が遠くまで伸びる工夫がされていると広さを感じます。様々な方法がありますが、その一部をご紹介します。


広々と暮らせる間取りの技法 その①
近隣の視線を気にすることなく開けられる窓をつける

風通しの良い間取り

外の景色を家の中に取り込む窓をつける方法です。
窓は大きくなくても構いません。椅子に座ったときの視線の高さ、作業をするときの視線の高さ、視線の先に外が見渡せる窓があることで開放感を生み出します。
美しい自然や風景を家の中から楽しむこともできます。
せっかく窓をつけても、外から家の中が見えてしまうような窓だと、外からの視線が気になって、一日中カーテンを閉めっぱなし…という事になってしまうことも。
近隣からの視線を気にすることなく開けられる位置であることも大切なポイントです。

 


広々と暮らせる間取りの技法 その②
部屋と部屋の間は壁にしないで建具で開け閉めする

風通しの良い間取り

今すぐ仕切らなくていい部屋は、壁でなく引き戸にしましょう。
個室として使用したいときには、引き戸を閉めて。普段は扉を開けて開放的に。
外からの光や風の通り道ができるので、廊下や奥の部屋まで明るく気持ちの良い空間になります。


広々と暮らせる間取りの技法 その③
ドアや間仕切り壁の上部を空ける

風通しの良い間取り

人が広さを感じる感覚は、部屋の面積だけでなく、どこまで視線が抜けるか…が影響します。
壁の上部を空けることで、視線が廊下の先の天井まで届き、広さを感じることができます。
においや音が気になる場合は、ガラス(または透明のポリカ板)をはめて、光と視線だけを通す方法もあります。


例え理想の大きさの土地でなくても、間取りの工夫で「広々と暮らせる住まい」を。
あなたの理想の暮らしに合わせたオリジナルの間取りをご提案します。

ただ今、オンライン相談会を実施中です。ライン、スカイプ、zoomなどを利用して、ご自宅からご相談いただけます。まずはお問い合わせください。

 


 

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