02.15
住まいは健康を左右するのですね。
こんにちは、市川です。
ポカポカ陽気だった先週の日曜日、PAC住宅を建てて1年になるIさん宅を訪問しました。
Iさんのお宅には88才のお母さまもお暮らしです。
お母様は少し足腰が弱くなられているご様子ですが、キッチンに立ってご自身でお食事の支度もされますし、身の回りのことはほとんどご自身でされています。お肌もツヤツヤで、ほころぶ様な笑顔が魅力的なお母様です。
しかし、そうは言っても88才、高齢のお母さまとの家づくりにIさんはそれなりに思い悩まれた時期もあった様です。
「正直、建て替えは高齢の母の身体が心配でした。でも今思うと、思い切って建て替えてよかったです」
「母も元気になったみたいです。住まいは健康を左右するのですね。」
特にお建て替えの場合は二回のお引越しが伴いますし、住み慣れない場所で半年の仮住まいが必要です。心身共に大きなご負担があったのは間違いないのでしょうけれど、それでも「快適です。思い切って建て替えて良かったです」と言っていただけることに、良かったな、とそう思うばかりです。
※Iさんの家は約40坪の二階建てPAC住宅です。暖房は床下エアコン1台で家全体が賄われています。
当日撮影した写真を何枚かご紹介します。
住まいは健康を左右する
冬、健康に大きく影響するのは気温です。暖房の効いた暖かい部屋から寒い廊下、寒い脱衣室からの入浴などによる急激な温度差は、高齢の方、狭心症や心筋梗塞(こうそく)、脳梗塞など血管系の疾患を持つ方にとっては大敵です。家の中の温度差をなくす工夫を是非なさってください。
理想的には、温度差のない断熱性能の高い家にするのが最も確実ですが、大がかりな工事が難しければ冷たい廊下や脱衣室にヒーターを置いたり、玄関と廊下の間に建具を一枚入れるだけでも冷気の流れを止める事ができます。
立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。風邪などひかれませんように。
来週は、世田谷で建築中の家のことをご紹介したいと思います。
市川小奈枝